こんにちは、筋トレ歴4年目のカメムシです。今回は、フィットネス業界の闇であるステロイド(ドーピング)についてお話しさせていただこうと思いますのでよろしくお願いします。
目次
ステロイドとは?
ステロイドとは、いわゆるドーピングのことです。ステロイドにはたくさんの種類があります。例えば、トレンボロン、IGF-1など他にも様々な種類のドラッグがあります。これらを使用し、筋肉の発達を促進させているトレーニーの方のことを、ステロイドユーザー又は、ドラッグユーザなどと言います。
<ちなみに、ステロイドを、使用していないトレーニーの事はナチュラルと言います。>
副作用について
ステロイドを使用するに当たって覚悟しなければいけないのは副作用です。ナチュラルのトレーニーに比べて、ステロイドユーザーの筋肥大のスピードはあまりにも速いものです。しかしそれには、大きな代償が付いてきます。その副作用をいくつか紹介させて頂きます。
1ハゲ
2ニキビ
3女性型乳房(ガイノ)
4顔つきの変化
5内蔵肥大(バブルガット)
その他にも様々な副作用がありますが、よく知られているのがこの5つです。
とはいえ、1〜4までの副作用は、ステロイドを使用してなくても自然発症するので見た目だけでステロイドユーザーだとは、分かりません。しかし5の内蔵肥大だけは、ほぼ自然発症しません。内蔵肥大は、体が絞れているにも関わらずお腹が出てしまう症例です。これによって心臓などにも大きな影響を与え、死亡してしまうリスクがあります。
コンテストについて
皆様も筋肉がつき始めてくると挑戦したくなる方も少なくないと思います。それは、コンテストです。コンテストには、いろいろな団体がありますがここにもステロイド問題が多く存在します。今回は、2団体だけ紹介させて頂きます。
JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)
まず一つ目は、JBBFです。
JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)は、アンチドーピングを掲げており、アンチドーピング講習、ドーピング検査などステロイド問題に対して忠実で、ステロイド使用者が発覚した場合ペナルティとして罰金・資格停止処分などが課せられます。
FWJ(Fitness World Japan)
次に、FWJです。
FWJ(Fitness World Japan)もJBBFと同様アンチドーピングを掲げていますが、ドーピング検査は、実施されておりません。ですので、ステロイドユーザーが出場している可能性が非常に高いです。しかし現在FWJは,2025年に「ナチュラルリージョナル」という該当する選手に対して、ドーピング検査を行う方針を掲げています。
ステロイドを全否定してはいけない
今まで、ステロイドを使用した際に起こる副作用の危険性などについて語ってきましたが、私は、ステロイド使用について大きく反対している訳ではありません。勿論ステロイドを使用するには、副作用と隣り合わせになる覚悟が必要です。しかし海外などで戦うIFBBプロ(国際ボディビルディング・フィットネス連盟)の選手などは、ステロイドの使用をしないと世界のレベルで戦い続けられません。ですので、個人的にプロになった選手のステロイドの使用は良いと思います。勿論中には、ナチュラルでプロになっている選手もいると思いますが、ほとんどの場合が、ステロイドを使用しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、ステロイド問題についてお話をさせて頂きました。フィットネス業界は、まだ認知度が低くステロイド使用に対しても暗黙の了解などで隠されている事が多くあります。皆様が憧れている選手も実は、ドラッグユーザーだったりする事もあります。なので、皆様には是非、本物を見抜く力をつけて頂きたいと思います。